仮払金:運用の流れと事前設定【繰越する/しない共通】
目次
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概要 仮払金の運用を行える伝票 仮払金運用の2パターン ▶精算の都度返金する(繰越しない)方法 ▶余った仮払金を相殺(繰越する)方法 動画マニュアル 【繰越する/しない共通】事前設定 ▶繰越する/しないの設定 ▶仮払金のレイアウト設定 ▶権限の設定 ▶仮払金時のみの承認フローがある場合の手順 【繰越する/しない共通】事前申請~精算(申請者) ▶事前申請 ▶精算 経理処理の流れ(経理担当者) |
概要
- 仮払金の運用を行うことができます。
- 「楽楽精算」の仮払金フローは、以下の2パターンがあります。
・精算の都度返金する(繰越しない)方法
・余った仮払金を相殺する(繰越する)方法
※仮払金運用を実施する場合は、運用開始前にどちらの設定で利用するかを選択してください。
※どちらの場合も必要な設定は同じです。 - それぞれの処理の手順や作成される仕訳については、以下のマニュアルをご確認ください。
・仮払金:申請~仕訳の手順【繰越しない】
・仮払金:申請~仕訳の手順【繰越する】
仮払金の運用を行える伝票

「事前申請」と「精算」は申請種別毎に紐づけを行う必要があります。
事前申請を別の申請種別の精算伝票に紐づけることはできません。
【例】〇:経費申請→経費精算
×:経費申請→交際費精算

仮払金運用の2パターン
仮払金の運用方法には以下2つの方法があります。
- 精算の都度返金する(繰越しない)方法
- 余った仮払金を相殺(繰越する)方法

余った仮払金を相殺(繰越する)方法の場合は、繰越時には事前申請時の申請種別に関わらず
相殺が可能です。
【例】出張申請で支給された仮払金の残高で交際費精算の精算額を相殺する
1. 仮払金(20,000円)を「出張申請」で申請し支給
2. 実際にかかった費用(15,000円)を「出張精算」にて「出張申請」を紐づけて申請
3. 支払確定まで完了
※支払確定を完了すると、仮払金の残高(5,000円)が、他の申請種別の精算時に
相殺できる状態に変わります。
4. 交際費精算(50,000円)を申請し、支払確定まで操作
5.支払確定まで操作を行うと、支払確定画面にて仮払金が相殺される
仮払残高(5,000円)が相殺され、精算額の残金(45,000円)が追加精算対象となる

▶精算の都度返金する(繰越しない)方法
※「返金額」は自動計算されます。
申請~経理処理の流れの概要
① 仮払金の申請→承認
② 仮払金の支払 (仮払金支払確定)
③-1 ①の伝票を紐づけて精算
③-2 仮払金精算確認処理
④ 仮払金の返金 または 追加精算
▶余った仮払金を相殺(繰越する)方法
※相殺は自動で行われます。
申請~経理処理の流れの概要
① 仮払金の申請→承認
② 仮払金の支払 (仮払金支払確定)
③-1 ①の伝票を紐づけて精算
③-2 支払確定(社員)
④-1 仮払金の残金で相殺したい伝票を精算
④-2 支払確定(社員)
※仮払金の相殺は「支払確定(社員)」を確定するタイミングで行われます。
⑤ 追加精算
※最終的に返金がある場合には仮払金返金確定を行います。
動画マニュアル
仮払金(繰越あり)に関する動画マニュアルもございます。
動画でも確認したい方はあわせてご確認ください。

【繰越する/しない共通】事前設定
仮払金の運用をするために、以下の設定が必要です。
設定が必要な箇所は繰越する場合もしない場合も共通です。
▶繰越する/しないの設定
繰越をするか、しないかを最初に設定します。
- 「管理」タブ > 「仕訳の基本設定」をクリック
- 「仮払金の繰越」項目で希望の設定を選択し、「確定」をクリック

・許可する
仮払金を社員ごとに管理します。余った仮払金を繰越し、別の精算と相殺することができます。
・許可しない
仮払金を伝票ごとに管理します。精算するごとに返金を行います。
≪完了≫

以下いずれかの伝票状態の伝票がある場合、「仮払金の繰越」の設定を
変更することはできません。
処理を完了させてから変更してください。伝票のステータスについてはこちらをご確認ください。
・「仮払金精算待」
・「確定待」
・「確定済」かつ支払仕訳が完了していない
※「計上仕訳」「支払確定」「支払仕訳」「仮払金精算確認処理」「仮払金返金確定」に
伝票が残っている場合に変更ができません。金額が「0円」の精算伝票を含みます。

▶仮払金のレイアウト設定
■申請画面のレイアウト
仮払金を申請する際に必要な項目を申請画面上に配置します。
1.「管理」タブ >「項目設定」をクリック
2.「申請No.」と「仮払金」の「編集」をクリック

3.「表示名」を運用に合わせたもので設定し、「入力設定」で「任意」もしくは「必須」を選択
・申請No. ⇒ 事前申請の伝票No.を選択する項目です。仮払金を利用する際に必要な項目です。
・仮払金 ⇒ 仮払金の希望の有無を選択する項目です。仮払金を利用する際に必要な項目です。

4.「確定」をクリック
※「項目設定」画面に戻ります。
5.赤くなった「レイアウト」をクリック
6.「未配置項目」にある項目をドラッグ&ドロップでレイアウト内に配置
7.「確定」をクリック
≪完了≫
■項目の初期値の設定
仮払金に関する項目の初期値の設定を行います。
1.「管理」タブ > 「システム設定」をクリック
2.「基本情報」タブの「仮払金希望の初期値」と「仮払金の支払方法」を設定
※申請画面を開いた時の初期値になります。

3.「確定」をクリック
≪完了≫
▶権限の設定
仮払金を処理するユーザーの権限に仮払金に必要な権限が付与されているかを確認します。
- 「管理」タブ > 「権限マスタ」をクリック
- 仮払金を処理するユーザーに付与されている権限の「編集」をクリック
- 以下の権限にチェックがついているかを確認し、ついていなければ設定を追加して「確定」をクリック
・権限 > 仮払金担当
・使用可能メニュー > 経理処理 > 仮払金の支払、仮払金精算確認処理、仮払金の返金、計上仕訳
≪完了≫
▶仮払金時のみの承認フローがある場合の手順
仮払金ありの場合のみ承認フローが異なる場合に、ひとつの承認フローの中で仮払金の有無で
承認フローを変えることができます。
別途、仮払金あり伝票の承認フローの設定手順【繰越する/しない共通】をご覧ください。

仮払金担当者
- 承認フローを設定する際に「仮払金担当者」を指定することで、
仮払金に関する処理を行う担当者を限定することができます。 - 「仮払金担当者」を設定した場合、「仮払金担当者」以外は下記の処理が行えなくなります。
・仮払金支払確定 :仮払金の支払方法(振込元)と支払日を指定します。
・仮払金精算確認処理 :返金の支払方法(返金先)を指定します。 - 「仮払金担当者」を設定しない場合は、「権限マスタ」で上記のメニューの使用許可を
得ているすべてのユーザーが処理を行うことができます。 - 「仮払金支払確定」「仮払金精算確認処理」の権限を付与されている必要があります。

【繰越する/しない共通】事前申請~精算(申請者)
▶事前申請

1. 仮払金
「希望する」にチェック
「支払方法」と「支払希望日」を設定
※「支払方法」と「支払(希望)日」は最終的に「仮払金支払確定」という処理で確定します。
2. 合計、仮払金
合計 :伝票に記載されている金額の合計額です。
仮払金:支払方法「従業員立替(通常支払)」を選択している明細の合計額です。
(手当も申請する場合は手当金額も含まれます)
▶精算

1. 申請No.
事前申請伝票の伝票No.を選択します。
2.「申請No.」を選択すると、事前申請伝票の内容が反映されます。

3. 明細を修正する場合は、鉛筆ボタンをクリックして修正し、「確定」をクリックします。
通常の精算と同様に「明細追加」「削除」も行えます。

支払方法「従業員立替(通常支払)」以外を選択した場合は、
仮払金を利用した精算の対象外となります。

4. 仮払金額と、明細の金額から「返金額」と「精算額」を自動計算します。
経理処理の流れ(経理担当者)
経理処理の手順や作成される仕訳については繰越する/しないの設定により異なります。
設定に合わせて、以下より該当するマニュアルから詳細をご確認ください。
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